カウンターシャフト交換してクランクケースを合体します。

腰上を組み込み、DOHCシリンダーヘッドを組み込みます。
DOHCピストンはWPCモリブデンコート鍛造ピストンなので非常に滑らかなエンジンに変貌します。

過激さは無いけど、いつの間にかハイスピードに入っているという性能を発揮しますね。

このエンジンは初期の段階から(発売前から)見ています。

鈴鹿4時間耐久レースオープンクラスに参戦する時、ネバーランドもご一緒に参加して見ていました。

初めて持ち込んだ時は25馬力あったそうです。

しかしパワーにエンジン内部が悲鳴をあげて、その後、パワーを落として22馬力、20馬力、最終的には18馬力に落ち着きました。

パワーだけ見ると大したことないと皆さん思いますが、これだけのパワーを抑えて発売に踏み切ったメーカーには感謝です。

クラッチ側に移って作業すると、クラッチアウターが摩耗しています。

シフトダウンの仕方が荒いとカウンターシャフト、クラッチ関係も摩耗しますね。

今回はクラッチアウター、クラッチディスク、クラッチプレートも交換です。

そしてカバーを取り付けて完成です。


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