DLCインナーチューブを組み込んでいきます。

シートパイプ、オイルロックピースとアウターチューブを合体させます。

下側のドレンボルトワッシャーは銅タイプのワッシャーなので新品に交換します。

フォークオイルシールをアウターチューブに圧入します。

特殊工具のシールドライバーは30φからのようで、打ち込むドライバーが大きいのでなかなか入りにくい。

しかたがないので、ステムベアリングを打ち込むSPLツールを用意して確認します。

こちらのほうが外形的にも合いそうなので、インナーチューブに保護テープを張り打ち込みます。

あっさりと入りました。オイルシールストッパーリングをはめ込みます。

いよいよフォークオイルを注入しましょう。

こちらは以前シフトアップさんに確認したのですが、フォークオイルが該当しないのでSPLブレンドのオイルを調達。

オイル容量も聞いていますので、オイルを入れていきます。

注入後泡立ち防止でフォークをストロークさせてしばらく保管です。

泡がなくなりスプリングを入れて完成します。

最後にダストシールを取り付けますが、ネバーランドではここにSPLグリースを使用します。

R04741


このグリスはハイパープロのスプリングキットに入っていますがオイルシール、ダストシールなどの摩擦面にあるゴム類に塗布することでスムーズな作動を確保します。

ネバーランドでは魔法のグリスと呼んでいます。

完成しました。DLCコーティングの精悍さが出ていますね。アウターチューブのマシニング跡もこのDLCとマッチしているかな?


R04739

R04740