ケースもきれいに洗浄。

オイルも化学合成オイルを使用していましたので、ケース内もきれいになりました。

シフトアップH断面ロングストローククランクをケースに挿入。

タケガワ5速ロータリーミッションを組み込みます。

ここからは手が油まみれなので画像がありません。

ケースを合体。その前にボルトを切削しておきます。

強化遠心クラッチを取り付けてカバーを挿入。

チェンジペダルでシフトチェック。遠心ミッションのガッチャンと入るタッチは変わりませんが・・・

腰上を取り付けます。

シフトアップ鍛造ピストンは自社で切削しているので、非常にきれいです。

きれいだけではだめですからその実力は?どうなのか?

鍛造ピストンの場合、鋳造ピストンとは違い熱膨張の違いが出ます。

鍛造の場合ピストンクリアランスを広めにとるのですが、クリアランスが大きくなれば首振りなどの症状が出ます。

このあたりのさじ加減がメーカーの腕の見せ所です。

ホンダの一昔前のレーサーはドイツのマーレーという鍛造ピストン(ポルシェにも使っているメーカーですね)メーカーのを使用していました。

いまはオイルも性能が上がってきたりして良くなっているのですが。

取説にはピストンピンが硬く入らないという場合の説明があったりしますが、こちらは簡単に挿入できました。

ピストンリングもTP製なので非常に挿入しやすいです。

簡単にシリンダーも取りつき、シリンダーヘッドも終了。

カムスプロケットを取り付けて完成です。

さすがに110ccなのでオイルクーラーも必要でしょう。

ビレットオイル取り出し口、ビレットカムカバーも取り付けます。

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