朝一番にGクラフトの山口社長からTEL。

名古屋に行くけど店行っても良いか?と。 どうも先日鈴鹿で購入したキタコのボアアップキットを取り付けたいらしいです

週末でパーツがたくさん入荷して作業したかったけど、山口さんの頼みごとなので断れないな~!

11時に到着。今日中での作業だし、本人がやりたいみたいだから時間がかかるが準備しましょう

作業台を用意してまずはエンジンを下ろします。

腰上なので下ろさずに作業することがありますが、ネバーランドではエンジン作業は必ずエンジンを下ろします。
手順を教えて工具を用意し、作業開始。 まずはエンジンオイルを抜きましょう。

いろいろアドバイスしながら下ろします。無事エンジンが下りたので作業台に移動。

シリンダーヘッド、シリンダー、ピストンを外します。

続いてジェネレーターを外します。フライホイールを取り外します。

これでカムチェーンが外れますね。 反対側に回り、クラッチカバーを外します。

カバーが外れたらクラッチ関係を外します。 オイルポンプも見えました。これも外しましょう。


ここまできたので、ランチタイムです

ランチ終了したので午後の作業します。


スタッドボルトを外して、オイルポンプオリフィスの穴の拡大。

きれいに洗浄してスタッドボルトを増し締めします。

キタコNewSTD88ccピストンを取り付けましょう。

ピストンリングを取り付けてクリップも取り付けます。 シリンダーを取り付けます。

リングの噛みこみが無いか?確認しながら。


続いてシリンダーヘッドを取り付けますが、ヘッドにはカムシャフト、ロッカーアームなどを取り付けておきます。

ヘッドカバー、タペットキャップ、サイドカバーなどが汚れていたので、サンドブラストでキレイキレイしましょう。

山口社長本人が作業しているのでサンドブラストでカバーがきれいになっていく過程が楽しいようです。


きれいになったので洗浄して取り付けます。 トルクレンチで規定トルクで締めていきます。

タペット調整して完成です。 エンジンをモンキーに搭載します。

ボルトを取り付けてキャブレターを取り付けます。

マフラー、キックペダルその他を付けて完成です。


記念すべきキックを山口さんがかけます。一発でかかりました。 本人もびっくり!のご様子。


ちょっと試運転していきます。 トルクが75ccのときよりもアップしますので楽しめるようです。

画像は山口さんのiPhoneで撮りましたのでありません。後日Gクラフトブログでも見てください。